子宮がんは、がんのできる場所によって子宮頸がんと子宮体がんに大別でき、婦人科検診は通常、子宮頸がんを発見するために行われます。子宮頸がんは若い人に増えています。「がんなんて私にはまだ関係ない」などと考えず、定期的に子宮がん検診を受けるようにしましょう。

●子宮体がんについて●女性ホルモンであるエストロゲンが深く関わっており、長期間エストロゲンの影響を受け続ける出産経験のない人や、エストロゲンの量の多い肥満の人などはとくに注意が必要です。子宮頸がん検診で異常がなくても、不正出血などの症状があったときは、すぐに婦人科へ。

子宮の入り口にできる子宮頸がんは、多くの場合性行為によって感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が関与しています。30〜40歳代に最も多いがんですが、近年は20歳代の患者が急増しています。
初期の段階では症状はほとんどないので、無症状でも検診を受けることがたいせつです。主な症状としては不正出血(月経以外の出血)やおりものの異常があげられます。また、腰痛や排尿困難になる人もいます。症状があらわれたときは、自己判断をせず、早めに婦人科の診察を受けましょう。

診察時間は10~20分。4~6週間程度で検査結果が分かります。
❶ 問診  
❷ 視診  
❸ 内診 医師が子宮頸部の状態を目で確認、子宮全体と卵巣・卵管などを触ってチェックします。
❹ 細胞診 子宮頸部の表面を綿棒などで軽くこすりとった細胞を顕微鏡で調べます。痛みはほとんどありません。